企業売却において、事業意欲と業績の観点から売り時を説明
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M&Aコラム

いつがM&Aの売り時か?

M&Aはタイミングが非常に重要になります。会社を売却する場合、タイミングを間違うと、価値が何十%も下がる、或いは売れなくなるというのはよくあることです。

ここでは、オーナー社長の事業意欲の有無と、業績(現状及び今後の見通し)良し悪しを4つに場合分けして、会社の売り時を考えてみたいと思います。

売り時のマトリックスオーナー社長の事業意欲
減退旺盛
会社の業績
(現在及び今後の見通し)
良い(1)今が売り時(3)売る必要は全くなし
悪い(2)売れる時に売るべき(4)あらゆる可能性を検討

(1)業績が良い、事業意欲が減退 → 今が売り時です。

業績が安定している企業や低迷している企業であれば、株主価値は、時価純資産+営業利益(又はEBITDA)の3−5年分という方法で算定される場合が多いですが、現状の業績及び今後の見通しも良ければ、DCF法(Discounted Cash-flow Method)で株主価値が算定され、非常に高い価値がつく可能性があります。
ここで一旦会社を売却して、ハッピーリタイアするもよし、新たなビジネスを始めるもよし、第二の人生を謳歌されるのが良いのではないでしょうか。

(2)業績が悪い、事業意欲が減退 → 売れる時に売るべき。

業績が回復する見込みがあまりないのであれば、売れる時に売らないと、会社に価値がつかなくなり、倒産・廃業に追い込まれてしまうかもしれません。
倒産・廃業になってしまうと、従業員も路頭に迷い、顧客企業にも迷惑がかかり、また会社清算に関わる様々なコストが発生します。
現状業績がよくないとしても、貴社の技術、顧客、従業員、ブランド、許認可、商圏等を高く評価する会社があるかもしれませんので、M&Aによる売却も検討されるのが良いと思います。

(3)業績が良い、事業意欲が旺盛 → 売る必要は全くなし

このまま経営を続け、事業を伸ばしていくことが、オーナー社長様及び周りの方々の幸せに繋がると思いますので、売却を検討される必要は全くないと思います。
更なる発展に向けて、大手企業とのアライアンス、資金調達の必要性がございましたらご相談下さい。

(4)業績が悪い、事業意欲が旺盛 → あらゆる可能性を検討すべき。

このままなんとか事業を続けるか、事業資本提携で大手の傘下に入るか、より事業を伸ばしてくれる会社に売却するか、あらゆる可能性を検討すべきと思います。
人生計画と事業の見通しをご検討の上、会社売却等の可能性が御座いましたらご相談下さい。

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